昨日より今日はちょっとだけいい日に。

「続ける」やる気をキープするための記録ブログ。いまのところほぼ振り返りブログ。時々思いついたように別のことを書いています。日々の記録になっているブログですが書くようになって達成率があがってます。こんな自分しか得しないブログを見に来てくださる皆様に感謝です。

増えたものを収納するためのものを買うという悪循環

ミニマニストに憧れてます。

最近はミニマニストを経験した人が「ミニマニストやっぱり辞めました」というのをよくみますが

ミニマニストにすらなれていない人間にとってはまだ憧れです。

 

部屋に何もないことがでは無く、自分の大切なものを見極め、

それを大切にするためにいらないものは切り捨てられる精神に憧れるのです。

自分で食べるものや運動でコントロールして

綺麗な筋肉をつけている人の身体を見ているようで。

 

そう思っていたはずなのに、先日、以前と同じ間違いを犯しそうになりました。

 

  

以前、『365日のシンプルライフ』という映画を観た時に気づいたことがありました。

 

365日のシンプルライフ(字幕版)

365日のシンプルライフ(字幕版)

  • ペトリ・ルーッカイネン
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この映画の主人公は彼女に振られたのをきっかけに

物が溢れる自分の部屋も自分も嫌になります。

何か変化を起こすために、部屋のものを全部倉庫に運び出し

毎日ひとつずついるものを部屋に持ってきて増やしてもいいというルールで

一年を過ごすことを決めたのです。

最初の場面は倉庫から家まで素っ裸で、

雪の残るヘルシンキの夜の街をダッシュで走って帰る主人公の姿から始まります。

翌日からも 1日1つしか選べないので何を選ぶか必死です。

 

私も、さすがに真っ裸で始めることはできなかったけど

紙の上で、主人公と同じことをしてみたことがあります。

まずは掛け布団かな?パンツかな?

次はトップス、メガネ、タオル・・・

ある程度、外出しても警察に捕まらないくらいの物が集まってきた時に、ふと思いました。

「物が部屋にバラバラと置いてある状態だろうから

まとめるためのバッグか箱が欲しいな・・・」

 

・・・衝撃でした。

物が増えると、それを入れるための物が必要になる。

物が増えるとさらに物が増えていくんだ!

片付けるために収納道具を買う、というのが当たり前で無くなった瞬間でした。

それからは収納道具を買う前に

減らせる物がないか考えるようになりました。

 

なのに、です。

最近、食料品が棚から溢れてきて引き出しに収まらなくなりました。

棚の上に放置するのも見た目にもよくないしと思っていたところ

ふと立ち寄った雑貨屋さんに手ごろな値段でブレッドケースというものがありました。

本来はパンを入れるものですがスライド式の扉は使いやすそうだし

ケースの大きさと棚の上スペースも問題ないし

よーし、買っちゃえ!って思って一後日店に戻りました。

 

でもなぜか直前で物と収納の関係を思い出したんです。

以前は食料品棚に収まっていたのに溢れてるってことは

そもそも物が多くなりすぎているんじゃないか?

先に減らせるものがあるんじゃないか?

なに安易に収納増やそうとしてるんだ?

 

そういえば私は心配性なのかストックをためがちな性格でした。

先に買いすぎているものがないかチェックして消費していきます。

 

思い出してよかった。ってか何で忘れるんだろう。

忘備録としてここに書きました。

 

 

 この本も大好き。