タイトルになっている1%の努力とは、
アインシュタインが「天才とは1%のひらめきと99%の努力」と言ったのを
もじってとのことです。
この言葉は99%の努力の方がフォーカスされているけど
1%のひらめきがなければどうしようもないよ、と言うのが本当意味なんだそう。
ひろゆきさんは自分は怠け者だから一%の努力でやれるようにしてきた、
1%の努力でいいように考えてきたらしいです。
がむしゃらに頑張るのではなく、
頑張りどころをきちんと見極めて
考えてやっていくのだと言うことみたいです。
ご本人は2ちゃんねるを作ったり、ニコニコ動画に関わってたり、
トラブル対応も含めて、どう考えても忍耐力のある人だとと思うのですが、
ご本人はそれを「がんばっている」感覚がないので
自分は努力してないよと思われてるらしいです。
努力を努力だと思わない時点ですごいと思うのですが・・・
本の中でも言われてましたが『銃・病原菌・鉄』という本に
大きく影響を受けているとのことでした。
ひろゆきさんの考え方が入ってきやすかったです。
多分読んでなかったら「はぁ?何言ってんの?」って思ったはず。
ひろゆきさんはそういう視点を踏まえて
働かない蟻を許容してる社会がいいんじゃないかとのこと。
なんか不思議な人です。
優しいとか慈悲深いとか、そんなのではなく清濁あわせ持つ、みたいな。
ずるしてる人を見ても「うん、まぁ、そういう人もいるよね」って
ゆるっと許すような。
持っている権利はいくらでも使えばいいし、
自分の仕事をさも複雑なようにして一人で囲ってブラックボックス化ような、
他の本では否定されているような人たちのことも
自分を守るための方法だと肯定しています。
正直、私にはそういう人たちを受け入れる感覚というか度量はない。
会社にいる自分の仕事を囲っている人たちのことを見ると呆れてしまいます。
私が自分の枠を広げるためには1番参考にした方がいい人かもしれない。
でも身近な人が言ってたら絶対受け入れられない話です。
そういう点で本ってやっぱりすごいなと思います。
反対意見の人の考えも反抗しつつも
一度自分の中に入れて考えることができる。
◎気になった言葉
「人生に生きる意味は無い
だからできるだけ幸せに生きたほうがいい」
「お金で解決する人が思考停止している」
「意見が違う人のことは、この人とは前提条件が違うのかもしれない、と思う」
「たまごスタンドなんていらなくない?」